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Shopifyに利用規約の同意チェックボックスは標準搭載されていない|アプリで追加しても「今すぐ購入」は素通りする

Shopifyには、どのプランにも「利用規約に同意する」チェックボックスがありません。設定 → ポリシーで書いた規約はチェックアウトのフッターに自動でリンクされるだけで、DawnにもHorizonにもテーマ設定として規約チェックは存在しません。テーマコードで足してもアプリで足しても、カートページのチェックボックスは内部的にカート属性(cart attribute)を書き込み、注文の「追加の詳細」に残す仕組みです。ところがShopify自身の互換性ページは「簡単なチェックアウトボタンは、カートの属性に対応していません」と明記し、その例として利用規約チェックボックスを挙げています。つまり「今すぐ購入」やShop Pay、Apple Payのボタンを押した購入者はチェックボックスを素通りします。チェックアウト画面の中にチェックボックスを置くにはShopify Plusが必要で、しかもクライアント側で進行を止めるAPIは非推奨になり、サーバー側のvalidation functionへ移行しています。本記事ではApp Storeの6アプリ(TnC: Terms and Conditions Box、RA Term and Condition Checkbox、RT: Terms and Conditions Box、TC Term and Condition Checkbox、Terms and Conditions Check Box、Terms and Conditions checkbox)のリスティング、ヘルプセンター、低評価レビューを読み比べました。料金は無料から月額$14.99まで。あるベンダーは「Buy It Nowボタン経由の注文では同意日時を記録できない」と明言しています。数値はすべて2026年9月7日時点のものです。

AIECアプリ研究所 AI編集部公開日 読了 29#Shopifyブログ運営#アプリ比較

この記事でわかること

この記事の目次Contents閉じる開く

名入れ商品、イベントチケット、サプリメント、あるいは返品不可条項のある商品を扱うマーチャントは、いずれ同じ質問にたどり着きます。決済前に顧客に利用規約へ同意させるにはどうすればいいのか。Shopifyでは答えが3層に分かれていて、多くの解説記事は1層目しか説明していません。

1層目は、Shopifyに標準のチェックボックスがないこと。2層目は、テーマコードやApp Storeのアプリで追加したチェックボックスがカートページに置かれるため、Shopify自身が有効化を勧める簡単なチェックアウトボタン(Accelerated checkout buttons、旧称dynamic checkout buttons)で素通りされること。3層目は、スキップできないチェックアウト画面の中にチェックボックスを置く手段がShopify Plusの機能であり、そのPlusでもクライアント側で購入者を止める方式が非推奨になったことです。

この記事では一次情報をもとにこの3層を順に確認し、そのうえで6つのアプリを、実際に差が出る軸で比較します。「今すぐ購入」で何が起きるか、同意はどこに記録されるか、有料プランで何が買えるのか、の3点です。

Shopify標準でできるのは「リンク」であって「同意」ではない

Shopifyのストアポリシーの追加のヘルプページに、標準機能のすべてが書かれています。設定 → ポリシーで返品ポリシー、プライバシーポリシー、利用規約、配送ポリシー、法的通知、サブスクリプションポリシーを作成または生成すると、それらは「チェックアウトページのフッターに自動的にリンクされる」。返品ポリシーへのリンクは注文確認ページにも表示されます。以上です。同意のステップも、チェックボックスも、特定の購入者が規約を見たという記録もありません。

チェックアウト設定のハブにも規約に関する項目はありません。Shopifyの無料テーマもこの穴を埋めていません。DawnとHorizonのen.default.schema.jsonには、「terms」や「agree」という設定が一切ありません。有料テーマの中には追加しているものがあり、Out of the Sandboxは自社テーマの大半でカートページの「Agree to Terms」トグルを用意していますが、同じヘルプ記事にこのカテゴリ全体を定義する一文があります。「dynamic checkout buttonが有効な場合、顧客はこの規約をバイパスできます」。

米国の契約法の言葉で言えば、フッターのリンクはブラウズラップ(browsewrap)で、購入者が自分でチェックを入れる必須のボックスはクリックラップ(clickwrap)です。第9巡回区控訴裁判所の2022年の Berman v. Freedom Financial Network 判決について法律事務所の解説は、裁判所が「クリックラップ契約を一貫して有効と認めてきた」一方、ブラウズラップは通知が十分に目立ち、ユーザーが明確な行為をした場合にしか執行されないと述べています。チャージバックや紛争を気にするマーチャントがリンクではなくボックスを求める理由はここにあります(これは背景説明であり法的助言ではありません。個別の状況は弁護士に確認してください)。

カートのチェックボックスが設計上バイパスされる理由

main-cart-footer.liquidにスニペットを貼っても、アプリを入れても、カートページの規約チェックボックスは2種類のどちらかです。JavaScriptで進行を止めるだけの単なるフォームのチェックボックスか、カート属性(cart attribute)、つまりカートと一緒に送信され、管理画面の注文の追加の詳細セクションに表示されるカスタムフォームフィールドか。記録が残るのは後者だけです。Shopify自身のコミュニティチュートリアルは、同意チェックボックスが「カートページにしか追加できない」こと、Pay with Amazonのような追加のチェックアウトボタンがあると顧客は「規約に同意せずにチェックアウトできる」ことを注記しており、カート属性のチュートリアルは「カート属性はカートページにのみ追加でき、カートドロワーやカートポップアップとは互換性がない」と補足しています。

そのうえでShopifyの簡単なチェックアウトボタンの互換性ページを読んでください。

簡単なチェックアウトボタンは、カートの属性に対応していません。カートの属性とは、カートページでお客様から追加情報を収集するために使用できるカスタムフォームフィールドのことです。カートの属性の例には、カートページへの以下の追加項目が含まれます。利用規約のチェックボックス、ギフトラッピングオプション、配達日ピッカー。カートの属性を使用している場合、簡単なチェックアウトボタンはオンラインストアに適していません。

簡単なチェックアウトボタンの概要ページが仕組みを説明しています。商品ページのブランドなし今すぐ購入ボタンを押すと、顧客は「カートをスキップしてShopify Checkoutへ進む」。Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Amazon Pay、Venmoのブランド付きボタンは、その決済手段で直接支払いを完了します。どちらの場合も購入者はカートページを一度も見ないので、チェックボックスは描画されず、属性は書き込まれません。

Shopifyの立場は一貫しています。チェックボックスが重要なら、ボタンを切りなさい、です。「Buy it now対応」をうたうアプリは、商品ページのクリックをJavaScriptで横取りしてモーダルを出すことでこれを回避しており、カート属性とは根本的に別の仕組みです。後述するベンダーの1社は、その代償を率直に書いています。

チェックアウト内部に置くならPlus限定、しかも止め方のAPIが変わった

チェックボックスをスキップできない唯一の場所は、チェックアウト画面そのものです。Checkout UI extensionsのリファレンスは、「情報、配送、支払いステップ向けのextensionはShopify Plusプランのストアでのみ利用できる」と明記しています。Plus以外のストアがextensionを置けるのはThank youページとOrder statusページ、つまり販売後だけです。Shopify自身のCheckout Blocksアプリも同じ線引きで、Basic以上ではThank youページとOrder statusページに静的・動的コンテンツブロックを置けるだけで、「Checkout Blocksの他のすべての機能はShopify Plusでのみ利用できる」。2025年9月にShopify Communityでチェックアウトに2つの必須チェックボックスを求めたマーチャントはPlusが必要だと回答され、スタートアップにはPlusは「まったく選択肢にならない」と返しています。

Plusであっても、extensionが進行を止める方法は変わりました。Checkboxコンポーネントのドキュメントには規約のユースケース(<s-checkbox label="I agree to the terms of service" required>)がありますが、required属性は「自動バリデーションをトリガーしない」。進行を止めるにはblock_progressケイパビリティを付けたuseBuyerJourneyInterceptを使ってきましたが、これはマーチャントがチェックアウトエディタで無効にもできます。そして現在のBuyer Journey APIのページには非推奨の注意書きがあります。このinterceptは「非推奨です。代わりにcart and checkout validation functionを使ってください」。

これが指しているのが、本当にバイパス不可能な唯一の仕組みです。Cart and Checkout Validation Function APIはShopifyのサーバー上で動き、カート属性を読み取れ、「Shop Pay、PayPal、Google Pay、Apple Payなどのexpress checkoutを含む」と書かれています。互換性表ではStorefront Accelerated Checkoutが「Supported」です。ドキュメントにPlus要件の記載はなく(制限があるのはEnterpriseのカスタムアプリ向けFetch targetだけ)、バリデーションは設定 → チェックアウト → チェックアウトルールで有効化し、ストアあたり最大25件です。落とし穴は、validation functionがアプリの中に入って配布されることです。開発者に依頼するか、それを提供する公開アプリが必要になります。以下の6つのカートチェックボックスアプリは、いずれもプラン機能の中でvalidation functionを説明していません。ただしTnCはWorks withに「Checkout Rules」を挙げ、TnCとRAはリスティングのタイトルに「checkout rules」という語を使っています。サーバー側で強制されると思い込む前に、それが何を指すかベンダーに確認してください。

関連する期日がPlus以外のストアで1つ、すでに過ぎています。Apps in checkoutのページによると、Thank youページとOrder statusページのscript tagは「Plus以外のストアでは2026年8月26日にサンセット」されました。そこにスクリプトを注入していた古いチェックボックスアプリは、もう動いていません。

6アプリを「差が出る軸」で比較する

App StoreのLegalカテゴリで「Terms and conditions」フィルタを掛けると463件、Cart customizationで「Terms checkbox」フィルタを掛けると528件が表示されますが、大半は汎用のカートアプリです。古い記事で今も名前が挙がる2つは消えています。Termzy ‑ I Agree To TermsとAgreeBox: Terms at Checkoutはどちらも「現在利用できません」と表示されます。以下の6つは、リスティングが生きていて、読む価値のあるレビュー履歴を持つ専用アプリです。料金はすべてUSDで、2026年9月7日時点のApp Storeの表示です。

アプリ開発元Built for Shopify評価(件数)料金Buy it now / express対応同意の記録
TnC: Terms and Conditions BoxEffective Appsあり4.9(550)月額$7.99、$12.99、$14.99Buy It Nowでモーダル表示。PayPal、Apple Payを明記注文のAdditional Details(Advanced以上)。Buy It Now注文は記録不可
RA Term and Condition CheckboxRelentless Appsあり5.0(198)無料、Premium月額$4.99Premiumのみ。PayPal、Apple Pay、Shop Payを明記カート属性→注文詳細(Premium)
RT: Terms and Conditions BoxRoarThemeあり4.5(382)無料Amazon Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Shop Pay、Venmoを列挙注文のAdditional Details
TC Term and Condition CheckboxGm infotech incなし4.8(123)無料Buy it Nowをブロックと主張。PayPal、Apple、Shopリスティングに記載なし。レビューは矛盾
Terms and Conditions Check BoxCMG INFOTECH PVT LTDなし4.9(41)月額$3.99「Supports Buy It Now buttons」「Logs the consent date in order's details」。保存場所は記載なし
Terms and Conditions checkboxShop Sappersあり4.9(21)月額$4.99Buy It Now、Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPal向けの「Dynamic Checkout protection」注文のadditional details / custom attributesにタイムスタンプ付き

Plus以外のストアで、情報・配送・支払いステップの中にチェックボックスを置けるアプリは1つもありません。これはアプリの判断ではなく、前述したプラットフォームのルールです。

TnC: Terms and Conditions Box

TnC: Terms and Conditions BoxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(TnC: Terms and Conditions Box、2026-09-07時点)

Effective AppsのTnCは、このカテゴリで最大のリスティングです。2019年12月2日のリリース以来550件のレビューがあり、Built for Shopifyバッジを持ちます。日本語表示のApp Storeでは「TnC:利用規約チェックボックス」と表示されます。そしてBuy it nowの問いに正直に答えているヘルプセンターを持つ唯一のアプリでもあります。「Buy It Now Button Behaviour」の記事は、購入者が先へ進む前にアプリが同意を求めるポップアップモーダルを開くと説明しています。そのうえで、同意日時の確認場所を説明する別の記事にこう書かれています。「プログラム上の制約により、Buy It Nowボタン経由で行われた注文については同意日時を記録できません。これが業務に影響する場合は、サポートチームに連絡してBuy It Nowボタンを非表示にできます」。言い換えると、モーダルはクリックを止めますが、accelerated checkoutの経路で作られた注文には同意のスタンプが残りません。Shopifyのカート属性の注記が予告しているとおりです。

TnC: Terms and Conditions Boxの料金プラン。Basic、Advanced、Proの3段階で月額$7.99、$12.99、$14.99

出典: Shopify App Store(TnC: Terms and Conditions Box、2026-09-07時点)

料金は、ここで重要になる機能ごとに段階化されています。Basic月額$7.99はチェックボックスにBuy It Nowとexpressボタン対応が付きます。Advanced月額$12.99で同意日時のログと、特定の国・商品だけに表示する機能が加わります。Pro月額$14.99でニュースレターとお問い合わせフォーム、多言語テキスト、Shopify POSのチェックボックス、AIポリシー生成が加わります。有料プランはすべて7日間トライアル付きで、リスティングの「Development Stores」プランはパートナーの開発ストア専用の無料枠です。だからこそ1つ星レビュー3件はすべて機能ではなく価格に関するもので、2025年5月28日の米国マーチャントは「無料プランがあると宣伝しているが、そのような選択肢は明確には用意されていない」と書いています。2026年8月25日更新のヘルプセンターには、Shopify Plusストア向けに実際のチェックアウトページへボックスを表示するPlus Plan月額$19.99も載っていますが、App Storeのリスティングにはこのプランがないので、予算化する前にベンダーへ確認してください。ベンダーはまた、チェックアウトページ版は「訪問者のIPジオロケーションに基づく条件表示ができず、自由にスタイル指定もできない」と注記しています。

同意は注文のAdditional Detailsに、デフォルトで「Agreed to the Terms and Conditions」というラベルで書き込まれます。チェックボックスは1つしか置けません。ヘルプセンターは「Shopifyは現在、1フォームにつき1つのチェックボックスしか許可していない」と書いており、年齢確認と規約を別々のボックスにしたいストアは両方を1行のテキストにまとめる必要があります。最も参考になる批判的レビューは、2025年11月6日のニューヨークのストアによる4つ星で、このアプリは「やや不安定で、時々顧客がボックスにチェックせずにチェックアウトへ進めてしまう」と述べています。

RA Term and Condition Checkbox

RA Term and Condition CheckboxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(RA Term and Condition Checkbox、2026-09-07時点)

Relentless Appsはネバダ州リノに拠点を置き、2023年1月5日のリリース以来198件のレビューで評価5.0、Built for Shopifyバッジ付きです。無料プランでできることは1つだけで、カートページまたはドロワーの必須チェックボックスをチェックアウトボタンに紐づけます。それ以外はすべてPremium(月額$4.99または年額$49.99、14日間トライアル)です。同意のタイムスタンプ、Buy It Nowと動的チェックアウトボタンの対応、任意(ブロックしない)モード、事前選択モード、チェックボックスの色。この切り分けが重要で、無料枠ではexpressボタンは単純に対象外です。

RA Term and Condition Checkboxの料金プラン。FreeプランとPremiumプラン月額$4.99の2段構成

出典: Shopify App Store(RA Term and Condition Checkbox、2026-09-07時点)

このベンダーのナレッジベースは、プラットフォームの制限について異例なほど率直です。チェックアウトページへの設置については「申し訳ありませんが、当アプリにはその機能がありません。Shopify Plusプランでない限り、チェックアウトページを編集することはできません」。2026年3月6日更新の同意デバッグ記事は、同意がカート属性として保存されること(チェックアウト前に/cart.jsから読める)を示し、このデバッグ方法は「Shopチェックアウト(https://shop.app/checkout)では動作しない」と補足しています。Shopアプリの注文がさらに別の経路をたどることを思い出させる一文です。商品単位の出し分けは非対応で、2025年1月22日のレビュー返信で開発元がそう述べています。インストールはテーマのapp embedか、Online Store 2.0テーマではapp blockで、両方を有効にするとボックスが2回表示されるとKBが注意しています。チェックボックスのテキストはメタフィールド(2025年1月9日の開発元返信によればrelentless.terms_and_conditions)に保存されるため、Shopify Translate & Adaptで翻訳できます。

3年間で1つ星と2つ星は合計5件で、障害(「今日突然停止してボックスが消え、顧客がチェックアウトを完了できなくなった」2025年5月30日、返金対応)とバイパス(「規約に同意せずに購入できてしまう」2024年10月10日。開発元は別のアプリがチェックアウトボタンを制御していたことが原因だとしています)が書かれています。2026年7月27日の米国のレビューが位置づけを要約しています。「Shopify Plus以外のストアにとって良い選択肢」。

RT: Terms and Conditions Box

RT: Terms and Conditions BoxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(RT: Terms and Conditions Box、2026-09-07時点)

RoarThemeのアプリは完全無料で、Built for Shopifyバッジを持ち、2020年9月22日以来382件のレビューがあります。リスティングは、未チェック時のアラート、ポップアップモード、5種類以上のチェックボックススキン、そして注文の「Additional Details」セクションへの日時記録を約束しています。Works withにはAmazon Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Shop Pay、Venmoが並びます。

無料であることの代償はレビューに出ています。1つ星17件(4%)と2つ星6件は、この記事の論点にそのまま重なる3つのテーマに集中しています。ボックスの消失(「カートとストアフロントから完全に消えて、二度と戻らなかった」2026年7月17日、2年間利用後)、バイパス(「チェックアウト前にサイトの規約への同意を顧客がバイパスできてしまう」2025年10月23日)、expressボタンの破損(「Apple Payの今すぐ購入ボタンに干渉して、注文をたくさん失った」2026年1月11日)。RoarThemeの他のアプリを宣伝することへの不満も複数あり、サポートは別アカウントの作成が必要なTicksyのチケットポータル経由です。簡単なチェックアウトボタンを切っていて無料のカートチェックボックスが欲しいストアなら、5つ星を付けた87%と同じように使えます。Apple Payの売上に依存するストアなら、2026年1月のレビューを重く見るべきです。

TC Term and Condition Checkbox

TC Term and Condition CheckboxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(TC Term and Condition Checkbox、2026-09-07時点)

オレゴン州ビーバートンに登録されているGm infotech incは、この無料アプリを2025年7月8日にリリースし、123件のレビューで評価4.8を集めています。リスティングはバイパスに関して最も強気で、「『Buy it Now』の注文でさえボックスにチェックが入るまでブロックされる」と述べ、express checkout対応として「PayPal、Apple、Shop」を挙げています。機能タグには商品ターゲティング、ジオロケーション、多言語があり、チェックボックスはカートページ、カートドロワー、商品ページに置けます。Built for Shopifyバッジはありません。

頼る前に確認すべき点が2つあります。第1に、同意がどこに、あるいはそもそも記録されるのかをリスティングは一切書いていません。2026年7月19日の5つ星レビューは注文の追加の詳細とアプリの分析画面で同意を確認できたと報告していますが、2026年1月5日の1つ星は「顧客が規約に同意した記録を残さない」と書き、2026年3月31日の1つ星も同じ不満を述べたうえで、サポートから有料の「Pro」版へ移るよう勧められたと言っています。そのPro版は開発元のパートナーページでは見つかりませんでした。第2に、2026年7月22日の1つ星は「アプリをバイパスされてチャージバックになった」とあり、2026年4月17日の1つ星の「Shopifyの一番高いプランでないと動かない」という不満は、アプリに関係なくPlus限定であるチェックアウトページへの設置を指しているようです。データアクセスも他より広く、顧客の名前とメールアドレス、ジオロケーションとIP、直近60日間の注文の編集権限を求めます。

Terms and Conditions Check Box

Terms and Conditions Check BoxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(Terms and Conditions Check Box、2026-09-07時点)

CMG INFOTECHのアプリ(URLハンドルはterms-and-conditions-proで、スクリーンショット内ではTerms and Conditions Proと呼ばれています)は2025年5月9日にリリースされ、41件のレビューで評価4.9、Built for Shopifyバッジはありません。特徴はShopify Marketsの設定に連動した国別・言語別のテキストです。有料プランは1つで月額$3.99または年額$35.99、3日間トライアル付き。掲載されている無料プランはここでも開発ストア専用です。premiumの項目には「Supports Buy It Now buttons」「Logs the consent date in order's details」「Preselect checkbox setting」があります。

注意点は2つ。リスティングは同意ログの保存場所を書いておらず、Buy It Nowをどう処理するかも説明していません。そして事前選択済みのチェックボックスは、クリックラップの判例が評価するものの正反対です。オプションとしては存在しますが、使えばアプリを入れた理由そのものを損ないます。データアクセスの一覧は6アプリ中で最も広く、顧客の住所、IP、顧客・商品・注文・テーマの編集権限を含みます。実質的な否定的レビューは1件で(2025年11月4日、2つ星)、アプリが「インストール後に有効化できなかった」と書かれています。

Terms and Conditions checkbox

Shop SappersのTerms and Conditions checkboxのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(Terms and Conditions checkbox、2026-09-07時点)

Shop Sappersのアプリは、ベンダーサイトでは「I Agree」というブランド名で呼ばれており、ここで最も小さなリスティングです。2020年4月6日以来21件のレビュー。しかしBuilt for Shopifyバッジを持ち、権限は6アプリ中で最も絞られています。テーマの閲覧とメタオブジェクトの編集だけで、顧客や注文には触れません。月額$4.99、7日間トライアル、無料プランなし。リスティングは「Email & Chat Support (IST Hours)」と明記しており、米国のマーチャントは夜間対応と読むべきです。唯一の1つ星レビュー(2022年12月)は、提供元が「いつもオフライン」だと不満を述べています。

ドキュメントはacceleratedボタンについて具体的です。「Buy It Now、Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、その他のacceleratedボタン」に対して「Dynamic Checkout protection」を有効にしておくこと、顧客がボックスをバイパスする場合は「Dynamic Checkout protectionを有効にして、すべてのBuy It Nowとacceleratedボタンをテストする」こと。同意は注文の「additional detailsまたはcustom attributes」にタイムスタンプ付きで残り、未同意のチェックアウト試行に対して規約ポップアップを開くかカスタムエラーを表示するかを選べます。商品別・国別の出し分けはありません。2020年の4つ星レビューが、このリストのすべてのアプリに当てはまる点を指摘しています。同意は「実際には注文の『Additional Info』フィールドで、編集できてしまう」。注文属性はマーチャントが管理する証拠であって、改ざん不能な署名ではありません。

どのストアにどの構成が合うか

簡単なチェックアウトボタンを有効にしていて、そのまま使い続けたい。 カートページのチェックボックスはその購入者には発火しないと受け入れてください。表示しているすべてのボタンで商品ページの横取りを自分でテストしたアプリを選ぶか(TnC、RA Premium、Shop Sappers、TCはいずれも対応を主張しています)、Shopify自身の助言に従ってテーマエディタでボタンを外すか、どちらかです。テストは特にShop Payで行ってください。米国の購入者が最も多く目にするボタンです。

紛争の証拠として、すべての注文にタイムスタンプが必要。 expressボタンが生きている限り、それを約束できるカートアプリはなく、TnCは文書でそう言っています。Basic、Grow、Advancedのストアにとって現実的な選択肢は、ボタンを切るか、属性をサーバー側で読むvalidation functionを開発してもらうかです。どちらの場合も、ボックスはデフォルトで未チェックにしておいてください。RA PremiumとTerms and Conditions Check Boxの事前選択設定は任意の確認事項のためのもので、執行可能な同意のためのものではありません。

Shopify Plusを使っている。 checkout UI extensionでチェックアウトの中にチェックボックスを置き(TnCのヘルプセンターがこれ用のPlusプランを説明しています。開発者に作ってもらう手もあります)、interceptのAPIが非推奨になった今、validation functionで裏付けてください。注文には引き続き属性が記録され、購入者はそれなしでは支払いに到達できません。

カートだけの構成でコストをゼロにしたい。 RAの無料プランの方が素直な選択です。Built for Shopifyで、米国拠点で、レビューはRTよりはるかに穏やかです。RTも無料でバッジ付きですが、チェックボックス消失とApple Payの報告に対処する時間を見込んでください。

国や商品ごとに異なる規約が必要。 料金プランに両方を明記しているのはTnC Advanced月額$12.99だけです。TCのリスティングには商品ターゲティングとジオロケーションの機能タグがありますが、動作の説明はありません。Terms and Conditions Check Boxは月額$3.99でMarkets経由の国別・言語別に対応しますが、商品別ルールは記載がありません。RAとShop Sappersはどちらもありません。

何を入れるにせよ、商品ページの各ボタンから実際にテスト購入をして、注文の追加の詳細を確認してください。リスティングの「Buy It Now対応」と、注文に残る同意の1行との間にある隙間が、このカテゴリの1つ星レビューの出どころです。

関連する判断については、Plusなしで可能なチェックアウトのカスタマイズShopifyの年齢確認チャージバック・紛争対応アプリの記事も参照してください。

参考資料

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2026年6月17日、Shopifyは期限を公表しました。2026年12月1日以降、購入者向けセルフサービスを提供するReturns and exchangesアプリとSubscriptionアプリは、Customer Account APIで顧客を認証しなければならず、満たさない場合はBuilt for Shopifyステータスを失うリスクがあります。問題は、強制力がこのバッジしかないことです。2026年9月7日に両カテゴリーの主要アプリをすべて確認したところ、マーチャントが最も使っている側——Recharge、Skio、Loop Subscriptions、Loop Returns、Return Prime、ReturnGO、Redo——にバッジがありませんでした。さらにRechargeの公式ドキュメントは、同社のpasswordless loginがlegacy customer accounts必須だと明記しています。legacy customer accountsは2026年2月26日に非推奨になったものです。誰が実際に変更を迫られるのか、購読者と返品客の画面は何が変わるのか、すでに壊れている組み合わせは何かを整理しました。調査日は2026年9月7日です。